28歳のゴダール、26歳のベルモンド、20歳のセバーグが、映画に革命を起こした!圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェルヴァーグの金字塔が、デジタル・リマスター、寺尾次郎の新訳決定版で蘇る!
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、トルマチョフから約束の金を受け取るために旅行社を訪ねるが、手渡されたのは振込小切手で、アントニオ・ベルッチ(ユエ)なら現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ブーランジェ)の尾行が。まんまと撒いたミシェルは、シャンゼリゼ通りでニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。けれど、記者志望の彼女はミシェルの誘いを蹴り、新聞社の男に会いに行ってしまう。仕方なく彼女の部屋に無断で入り込み、一夜を明かすミシェル。翌朝、彼と他愛無いひと時を過ごしたパトリシアは、有名作家パルヴュレスコ(メルヴィル)の記者会見に参加するためにオルリー空港へ。一方、新聞に「警官殺し逃走犯」として大きく顔写真が載ったミシェルは、パトリシアのところにまで刑事が事情聴取にやって来て、次第に追い詰められていく。彼は現金が手に入るまで、パトリシアを連れて、カンパーニュ・プルミエ通りのアパルトマンに身を隠すが…。

CAST & STAFF

ミシェル・ポワカール(別名 ラズロ・コヴァックス)

ジャン=ポール・ベルモンド

Jean-Paul BELMOND

1933年4月9日、パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。少年時代はボクサーに憧れるが、後に俳優を志しフランス国立高等演劇学校に入学。卒業後、舞台で演技を磨き、57年に『歩いて馬で自動車で』で映画デビューする。ゴダールの短編『シャルロットとジュール』(58)に続き、『二重の鍵』(クロード・シャブロル監督)と『勝手にしやがれ』に主演し、一躍ヌーヴェル・ヴァーグの寵児に。以降、ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちと親交を深める一方で、『リオの男』などのアクション娯楽作にも体当たり演技で挑み、フランスを代表するトップスターとなる。2001年に脳梗塞を患うが、08年に“UN HOMME ET SON CHIEN”でスクリーン復帰。11年、カンヌ国際映画祭に名誉ゲストとして招待され、彼の軌跡を追ったドキュメンタリーも上映される。

パトリシア・フランキーニ

ジーン・セバーグ

Jean SEBERG

1938年11月13日、アメリカ・アイオワ州マーシャルタウン生まれ。17歳の時にオットー・プレミンジャー監督の目に留まり、『聖女ジャンヌ・ダーク』で映画デビューを飾る。続いて、同監督がフランソワーズ・サガンの小説を映画化した『悲しみよこんにちは』に主演。彼女のベリーショートのヘアースタイルが、「セシルカット」として大流行する。さらに、ゴダール監督作『勝手にしやがれ』のヒロイン役を射止めて、一躍ヌーヴェル・ヴァーグの人気女優となり、その後は、アメリカやヨーロッパで数多くの作品に出演。プライベートでは、公民権運動や反戦運動に傾倒し、FBIからマークされることに。70年、妊娠中の子供の父親を巡るスキャンダルや流産により、次第に精神のバランスを崩し、79年8月に失踪。9月8日、パリ郊外に駐車された車の中から遺体で発見されるが、その死因は諸説があり、今もって定かではない。パリのモンパルナス墓地に永眠の地を得る。

監督・脚本・台詞

ジャン=リュック・ゴダール

Jean-Luc GODARD

1930年12月3日、パリ生まれ。アンリ・ラングロワのシネマテークに通い詰め、アンドレ・バザン主宰の「カイエ・デュ・シネマ」誌などで映画評や映画論を執筆する。短編を経て、『勝手にしやがれ』(59)で長編監督デビュー。ベルリン国際映画祭銀熊賞及びジャン・ヴィゴ賞を獲得する。以来、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として精力的に活動。68年に「ジガ・ヴェルトフ集団」を結成して革命映画に邁進し、73年、アンヌ=マリー・ミエヴィルと共に、グルノーブルに「ソンイマージュ」を設立。80~90年代には、スイスに拠点を移し、映像と音の可能性を追求する。98年に『映画史』全8章を完成。2014年、初の3D作品『さらば、愛の言葉よ』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞する。

THEATER
都道府県 劇場名 公開日 TEL
東京 K's cinema 上映終了 03-3352-2471
キネカ大森 上映終了 03-3762-6000
ユジク阿佐ヶ谷 12/3(土) 03-5327-3725
神奈川 横浜シネマリン 上映終了 045-341-3180
千葉 キネマ旬報シアター 10/29(土)~11/11(金) 047-141-7238
宮城 フォーラム仙台 上映終了 022-728-7866
長野 シネマポイント 12/3(土)~12/16(金) 026-235-3683
愛知 名演小劇場 上映終了 052-931-1701
福井 福井メトロ劇場 10/8(土)~10/14(金) 077-622-1772
大阪 シネ・ヌーヴォ 上映終了 06-6582-1416
京都 京都みなみ会館 10月下旬予定 075-661-3993
兵庫 元町映画館
11/5(土) 078-366-2636
広島 広島シネツイン 上映終了 082-962-7772
福山駅前シネマモード 順次公開 084-932-3381
シネマ尾道 10/8(土)~10/11(火) 0848-24-8222
福岡 KBCシネマ 順次公開 092-751-4268
大分 日田シネマテーク・リベルテ 11/26(土) 0973-24-7534
鹿児島 ガーデンズシネマ 12/3(土) 099-222-8746
沖縄 桜坂劇場ホール 10/22(土) 098-860-9555